Biology HL で 7 を取るために一番大事なのは、過去問をできるだけ多く理解して解くことです。 Paper 1、Paper 2、IA それぞれについて、私が実際にやっていた勉強法を紹介します。

シラバスが変わっているので、以下のアドバイスがそのまま当てはまらない部分もあるかもしれません。 ただ、考え方のベースは参考になるはずです。

Paper 1

IB Biology の Paper 1 は年々難しくなっていて、ここ数年の問題はかなり難しい回もあります。

Paper 1 では基本的な概念の暗記だけでは足りません。生物学を理解して、ある現象がなぜ起こるのかを推論したり、 概念を深く分析したりできる力が問われます。この点で、Paper 1 は Paper 2 よりもはるかに難しいです。

Paper 1 の対策として役に立つのが IB の教科書です。正直、教科書が役に立つ場面は限られますが、 生物学的な実験や現象が詳しく説明されているリアルライフ・ケースは使えます。 私自身、教科書を開いたのは実験や生物学的現象の分析を確認するときだけでした。

Paper 2

Paper 2 は Paper 1 に比べると取り組みやすいです。とにかく過去問を多く解くこと。これに尽きます。

20 年分の過去問を解いて気づいたのですが、同じ Paper 2 の問題が毎年繰り返し出題されています。 例えば遺伝子発現の調節のようなテーマは、年度が変わっても似た形で何度も出てきます。

2016 年頃からの Paper 2 のマークスキームをひとつずつ理解してノートにまとめれば、Paper 2 の準備はかなり進みます。

DBQ(Data-Based Questions)も同じです。IB は特定の表現を使って答えることを求めてきますが、 過去問の DBQ の答えは驚くほど似ています。問題文が違っていても、マークスキームを見ると 同じことを違う文脈で聞いているだけだと分かります。この共通点に気づけば、Paper 2 での 7 にかなり近づきます。 私はこの方法で Paper 2 で 71/72 を取りました。

IA

Biology IA では、良いトピックを選んで先生のフィードバックに従うことが成績の 9 割を決めると思います。 私は先生の指導とフィードバックをそのまま反映して 23/24 を取りました。

もし先生のフィードバックが十分でないと感じる場合は、以下の 3 つを満たすトピックを選んでください。

  1. 基本的な統計(標準偏差、平均など)に加えて、ANOVA、t 検定、Mann-Whitney U 検定、ピアソンの相関係数などが使えること。分析で 5〜6 を狙いやすくなります。
  2. 十分な生物学的深さがあり、論文中に議論する内容が十分にあること。
  3. 同じ実験か似た実験が過去に行われていて、他の研究者の結果と比較できること。

Personal Engagement は比較的書きやすく、Background にはスコアを上げやすい構成があります。 Evaluation も実験をしていれば自然と見つかることが多いです。見つからなければ先生に聞けば大丈夫です。 Chemistry IA も同じ考え方で進められます。

Biology HL の 3 ステップ

1

知識を習得する

授業、Bioknowledge、BioNinja、教科書などでまず知識をインプットします。

2

過去問を解く

実際の過去問に取り組んで、出題パターンを把握します。

3

マークスキームを覚える

採点基準を読み込んで、IB が求める回答のパターンを身につけます。

このルーティンの繰り返しが、7 を取る一番の方法です。

Biology HL の指導について相談したい方は、お気軽にご連絡ください。

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